赤ちゃんを授かるまで5年かかりました。【体験ブログ】

身を持って経験した事を書いていきたいと思います。
結婚当初はすぐ授かれるだろうと安易に考えていましたが、なかなか結果は出ず自分の年齢が上がるにつれ危機感を感じ始めました。
結婚3年目になりようやく妊活の手始めとしてまずは基礎体温を測り始め表に記してみました。
すると、ネットの情報等で調べた高温期と低温期にしっかり分かれていたので素人目から見ても問題なしと判断していました。
基礎体温を測り始めて一年。
排卵日と思われる日にチャレンジしていましたが一向に妊娠には至りませんでした。
この時は気持ちだけが焦ってばかりで友達の妊娠にも素直に喜べませんでした。
そして追い打ちをかけたのが義母からのプレッシャーでした。
不妊治療の新聞記事や本を渡されました。
そこに書いてあったのは私が既にネットで調べて知っていた情報ばかりでした。
夫婦の事なのに義母まで入って来ないでと当時は辛く涙が出ましたが、今思えば義母からのプレッシャーが無ければ不妊治療に通おうとは思わなかったかもしれません。
ようやく重い腰を上げて不妊治療に通い始めたのは結婚4年目の春でした。
そしてその当時職場で仲良くなった同僚がいたのですが、話してみると彼女もまた不妊で悩んでいるとの事で、一緒に妊活頑張ってみようか。
と意気投合し、その日から私たちの本格的な妊活がスタートしました。
仕事終わりの夜のウォーキング、ヨガ、ヨモギ蒸し、漢方、血流改善に効くお茶等々、妊活に良いとされるものは二人で試しました。
夜のウォーキングは仕事の愚痴や不妊治療の愚痴をお互い吐き出しながら歩いていたので毎回気分爽快でした。
ウォーキング、ヨガ、ヨモギ蒸しは身体の芯から温まるので妊活以前に健康にも良いと思います。
まずはタイミング法から始めることになりました
肝心の不妊治療ですが、初期段階の不妊検査は目立って悪い所はありませんでしたのでタイミング法から始めることになりました。
排卵時期にエコーで卵胞をチェックしてもらいタイミングを先生に診てもらうという治療法です。
不妊原因が特に無いのでタイミングを合わせればすぐ赤ちゃん来てくれますよと言う先生の言葉を信じて通いましたが、6周期かすりもしませんでした。
そしてステップアップとなり人工授精へと治療法を変えました。
動きの良い精子だけを専用の器具に入れ子宮内の排卵場所の一番近い所へ注入するという方法です。
妊娠確率はタイミング法よりも上がりますよ、と言う先生の言葉に淡い期待を抱きながら通いましたが6周期また惨敗に終わりました。
そして体外受精も視野に入れるように言われました。
目立った不妊原因も無いのに大金が飛んでしまう体外受精はどうしても考えられなかったので少し治療に通うことを休もうと思いました。
休もうと決めてからは、身体が冷えるからと絶っていたアイスクリームやアイスコーヒー、ビール等々欲求のまま飲み食いし、治療費としてかかっていたお金を全て自分の欲しい物につぎ込みました。
そして、まさかのまさか妊娠していました。自然妊娠でした。
病院通いが相当なストレスだったのか、治療を休むと決めた途端の妊娠だったので驚きました。
共に妊活を頑張っていた友達も見事3ヶ月後に妊娠しました。
彼女も体外受精を視野に入れ、説明会にも行き次周期からステップアップという時の自然妊娠でした。
妊娠は本当に奇跡なんだなと思いました。
頃合いを見計らったように赤ちゃんが来てくれたので、ママになる人それぞれに良きタイミングがあるんだと思います。