1人目の出産が35歳、2人目の出産が37歳の私がしたコト【体験ブログ】
現在、私は、43歳の専業主婦です。
7歳になる小学校2年生の娘と5歳になる幼稚園年中の息子がいます。
私は、33歳で5歳年上の主人と結婚しました。
高齢出産を意識して、本などで勉強し、自主的に基礎体温をつけていました。
また、できるだけ妊娠しやすい体に近づけるために、体のあたたまる『にんじんとりんごジューズ』や『しょうが紅茶』を毎日のむようにしていました。
基礎体温をつけ続けて、約1年後、妊娠が分かりました。
1人目の出産が35歳、そして2人目の出産が37歳と、高齢出産でした。
高齢出産が原因だったのでしょうか?
1人目を妊娠した時は、とてもつわりがきつかったことを覚えています。
ドラマなどでは、妊娠した女性が、突然ウッとなり、トイレなどに駆け込むシーンがありますが、私の場合、ずーっと具合が悪い状態が続きました。
当時私は、コンピュータ関係のお仕事に携わっていたのですが、つわりが始まってからは、出勤することができませんでした。
私の場合、このきついつわりの解決策としては、とにかく寝ているしかありませんでした。
起きていることができずに、ずーっと横になっていました。
つわりが始まってからは、キュウイや塩をつけたトマト、のり塩味のポテトチップスなど、すっぱいものやしょっからいものが食べたいと思うようになりました。
ある日、冷蔵庫にキュウイが入っていましたので、切って食べました。
すっぱくてとてもおいしかったのです。
しかし、食べて5分もしないうちに嘔吐してしまいました
次にオレンジが食べなくなり、切って食べました。
これも、5分もしないうちに嘔吐してしまいました。
こんな時、私が食べられないと、お腹の子供に充分な栄養がいかないで、成長しないのではないかととても心配になり、とてもショックになりました。
妊婦検診の時に、つわりで全く食べられないことをお医者さんに相談しました。
お医者さんは、「お母さんが食べられなくても、栄養は、ちゃんとお子さんにいっていますから大丈夫です。」と言われました。
私は、その言葉を聞いて安心しました。
また、夜眠る時、私は、いつもダブルの布団で主人と一緒に寝ていました。
しかし、つわりが始まってから、普段は、とてもいい香りのする主人の洗髪したシャンプーとリンスの臭いが、耐えられませんでした。
申し訳なかったのですが、主人には、別の場所で寝てもらいました。
当時は、埼玉県蓮田市のアパートに主人と二人で住んでいました。
つわりが始まってから、2日目ぐらいの時、やはり布団でずーっと横になっていました。
しかし、せまいアパートの中で寝ていると、余計に具合が悪くなってきました。
私は、電車で実家に帰ることに決めました。
埼玉県蓮田市のアパートから実家の埼玉県入間市まで、3回くらい電車の乗り換えがあるのですが、私は、乗り換えのたびに駅のトイレで嘔吐しました。
トイレが混んでいて、入ることが間に合わない時は、あらかじめバックに用意しておいたビニール袋に嘔吐しました。
無事に実家にたどりつきましたが、ずーっと横になっていました。
昼間、実家でずーっと横になっていましたが、具合の悪さは、消えませんでした。
食べてもすぐに嘔吐してしまいます。
テレビやラジオで気分を紛らわそうと思いましたが、気分が悪いとテレビなども見ることができませんでした。
テレビでレストランや食べ物の宣伝をしていますと、食べることを想像してしまいますので、具合が悪くなり嘔吐してしまうこともありました。
母が気分転換に車に乗せてくれたことがあったのですが、レストランの看板をみるだけで、食べることを想像してしまい、具合が悪くなりました。
私の母は、小学校教諭を65歳までしていました。
私が一人目を妊娠している時も、まだ現役で教諭をしていました。
母は、小学校教諭をしながら、3人の子供を妊娠し、出産しました。
つわりで仕事を休んだことは、一度もなかったそうです。
そんな母は、私に、「あなたは、デスクワークの仕事だから、休めるのよ。
私は、生徒が待っているから、つわりがあっても休むことができなかった。」と厳しい言葉を言いました。
父は、自分で会社を経営する働きものでした。
父は、つわりで横になってばかりいる私を見て、「横になってばかりいると、心臓が動かない子供が産まれる。」と
厳しい言葉(励ましの意味も含んでいるのですが。)を言いました。
両親にいくら厳しい言葉を言われても、私は、つわりがきつくて仕方ありませんでした。
母は、物が食べられず、何度も嘔吐を繰り返すつらそうな私を見て、「子供は、二人目も欲しい? もう1人でいんじゃない。」と言いました。
結局私は、約1ヶ月間、会社をお休みしました。
会社に復帰した時は、妊娠5カ月目の安定期に入っていましたので、つわりが少し落ち着いていました。
お腹がすくと具合が悪くなりますので、会社へ行く時は、常に間食できる菓子パンやおにぎりを持っていくようにしていました。
つわりが落ち着きましても、会社の食堂の臭いが嫌でした。
私は、お昼ご飯を、自分の席で食べていました。
駅のホームにある立ち食いそばの臭いも、産み終わるまで、何となく嫌でした。
また、妊娠してからは、味覚がおかしくて、食事を十分に味わうことができませんでした。
ただ、菓子パンやチョコレート・アイスクリームなどの甘い物は、とてもおいしかったです。
このきついつわりを乗り越え、私は、無事に出産することができました。
きついつわりの解決策としては、私は、とにかく寝ていました。
つわりの安定期に入りましても、お腹がすいて具合が悪くならないように、常に、食べ物を携帯していました。
1人目の出産は、なかなかお腹の赤ちゃんが下に下がらず、吸引分娩になりました。
これも私が高齢出産だったから、力が十分に入らなかったのかなと考えたりしました。
しかし、吸引分娩だったとしても、一応産道を通って赤ちゃんが産まれています。
2人目の出産の時は、分娩台に移ってから1時間もしないうちに、自然分娩をすることができました。
1人目が吸引分娩でしたので、2人目は、自然分娩をしたいとのぞんでいたから、嬉しかったです。
1人目の妊娠の時は、初めてでとまどうことばかりでしたが、2人共、健康な子が産まれてきてくれてよかったです。”