坂本美雨さんの不妊・妊活情報!【高齢出産した有名人】
坂本美雨さんは、子宮筋腫を乗り越え、35歳で第1子の女児を出産
坂本美雨さんは、日本の女性ミュージシャンで、父親は坂本龍一さん、母親は矢野顕子さんという、ミュージシャンの両親の元に1980年5月1日に生まれました。
1990年、9歳の時に家族でアメリカ合衆国のニューヨーク州に移住して、そのまま同地で高校卒業まで過ごしたことから、英語と日本語のバイリンガルだそうです。
また、名前の「美雨」は、「ミュータント(mutant)」という突然変異を意味する英語から、父の坂本龍一さんが名付けたそうです。
そんな坂本美雨さんは、子宮筋腫を乗り越え、35歳で第1子の女児を出産したそうです。
ラジオのパーソナリティやテレビの司会等の幅広い分野で活躍する坂本美雨さん
坂本美雨さんは、1997年1月29日に、坂本龍一さんの「The Other Side of Love」に「Sister M」名義で、16歳にして客演して歌手デビューしました。
当初、「Sister M」の正体は公表されていなかったため、坂本龍一さんと共演経験のあった今井美樹さん、中谷美紀さんではないかとの噂が飛び交いましたが、J-WAVEのラジオ番組にて坂本龍一さんが正体を公表しました。
この曲は「ストーカー 逃げ切れぬ愛」というドラマの主題歌となり、CD売り上げが70万枚を超えるというヒット曲となりました。
1998年には、ミニアルバム「aquascape」を本名・坂本美雨として、ワーナーミュージックジャパンよりリリースし、本人名義でのデビューを果たします。
1999年には、ニューヨークの現地の高校を、音楽活動を続けながら卒業し、初のオリジナルアルバムとなる「DAWN PINK」をリリースします。
そして、2000~2002年には、執筆活動も増え、絵本の翻訳や連載の仕事等も行い、さらに、ラジオのパーソナリティやテレビの司会等の幅広い分野で活躍します。
2003年には、「aquadrops」というジュエリー・ブランドのプロデュースをスタートさせ、詩画集「aqua」をリトルモア社より出版し、東京・名古屋で個展も行っています。2004~2005年には、ヤマハミュージックコミュニケーションズへ移籍し、シェイクスピア「夏の夜の夢」のハーミア役で初めての舞台にも立ちます。
2006年5月、オリジナルアルバム「Harmonious」をリリースしますが、このアルバムは父である坂本龍一さんの助けを一切借りずに完成されたアルバムであり、アーティスト坂本美雨が独り立ちを果たすことに成功したアルバムといえます。
また、この年に女優デビューを果たしています。
2007年12月には、3枚目のアルバム「朧の彼方、灯りの気配」をリリースし、自身の声を中心とした色彩豊かな音を創りあげました。
2008年、細野晴臣さんのトリビュート・アルバム「細野晴臣STRANGE SONG BOOK/V.A. -Tribute to Haruomi Hosono 2-」に参加し、11月5日には、アルバム「ZOY」を発売。このアルバムには葉加瀬太郎さん、森雪之丞さん、おおはた雄一さん、高田漣さん、徳澤青弦さん、岡田徹さん、藤戸じゅにあさんが参加しています。
2009年、おおはた雄一さんと「フジロック・フェスティバル」に出演。
また、横浜開港150周年を記念して開かれた「開国博Y150」のスーパーハイビジョンシアター映像作品である「gift~未来へのおくりもの」のテーマ曲を作詞し、また、歌唱もしました。
2010年5月19日、NY在住のミュージシャンShanghai Restoration Projectと共作した新アルバム、「PHANTOM girl」を発売。
ちなみに、TBS系列のテレビ番組「日立 世界ふしぎ発見!」のエンディングテーマ曲に、このアルバムの先行シングル「Phantom girl’s first love」が使用されました。
また、この年から自主企画ライブイベントである「Direct MIUsical」をスタートさせ、第一回のゲストにおおはた雄一さん、第二回のゲストに木根尚登さんを呼んでいます。
2011年、第3回目となる公演「坂本美雨presents Direct MIUsical」を主催し、ゲストにシンガーソングライターである七尾旅人さんを呼んでいます。
5月18日には、通算6枚目となるフルアルバム「HATSUKOI」を発表。
また、10月3日には、TOKYO FM系JFN全国38局ネットである長寿番組の「ディア・フレンズ」の6代目となるパーソナリティに就任します。
2012年には、「脱原発世界会議@横浜」にてMIYAVIさんと共演します。
8月8日には、Shanghai Restoration ProjectのDave Liangとの共同制作である、通算7枚目のフルアルバムである「I’m yours!」をリリースします。
そして、2014年、坂本美雨さんは、ブックディレクター兼編集者の男性と結婚します。
また、3月5日には、通算8枚目のフルアルバムとなる「Waving Flags」を蓮沼執太さんをプロデューサーに迎えてリリースします。
2015年には、第1子女児を帝王切開にて出産し、父である坂本龍一さんにとっては初孫となりました。
坂本美雨さんが患った子宮筋腫は、女性の病気の中でも特に多い病気であり、平滑筋という子宮の壁となっている筋肉に発生した腫瘍が、異常に増殖してしまったもののことをいいます。
この時に増殖してしまった腫瘍が、子宮の内側により近く発生したものほど症状が強いことが多く、その場合は不妊の原因にもなり得るそうです。
また、子宮筋腫による影響で月経異常をきたすこともありますので、早期に治療することが望まれます。
また、坂本美雨さんは帝王切開により出産していますが、これは出産時に35歳という高齢での出産だったことが影響していると思われます。
高齢出産になればなるほど帝王切開となる確率はあがっていきますので、年齢による影響が大きかったのではないかと思います。
ただ、このような子宮筋腫や高齢出産による帝王切開等の苦難を乗り越え、無事に妊娠・出産をされたことは本当によかったと思います。
同じように高齢の方や、子宮筋腫の影響による不妊に悩む方の励みになるのではないかと思います。