35歳で高齢妊娠・出産。産後うつになった私。【体験ブログ】
“私は34歳で2人目の出産に向けて妊活を開始し、35歳の時に2人目の子どもを妊娠、出産しました。
妊活自体は1人目が2年程度かかってしまったのに対し、今回は半年程度と比較的早くに妊娠することができたのです。
しかし高齢妊娠、高齢出産ということもあってか、妊娠中や出産後には1人目の時にはなかったトラブルが多々あり、大変な思いをしています。
まず妊娠8カ月の時には切迫早産になり、このままでは早産の危険性が高いということで1か月半以上安静入院を余儀なくされました。
1人目の時と同じようにそれほど無理することなく日常生活を過ごしていたのですが、大きなトラブルが発生してしまったのです。
幸い早産になることなく37週に入ってすぐに出産しましたが、産後にもトラブルが多々ありました。
まずは何よりも産後の体の回復が大幅に遅れてしまったというトラブルがありました。
産後の悪露の止まりが悪く、最終的に全くなくなるまで2か月ほどかかってしまったのです。
1人目の時は1カ月程度で終わっていただけに、高齢出産では子宮の回復が遅れやすいということを実感しました。
また体力の回復も非常に悪かったです。
私の場合は妊娠後期に切迫早産で長期入院していた影響で出産前から体力がガタ落ちしていたことも合わさって、産後は思うように歩くことも立つこともできず、その後の育児や家事にも影響を与えています。
産後1か月からは自宅に戻っていつも通りの生活を再開しましたが、立つこと自体が辛かったので食事もまともに作れませんでしたし、上の子どもの世話もあったりして体が完全に追いついていない状態でした。
そして産後4か月ごろまでは、ベビーカーもしくはスーパーのカートにつかまって歩かないとふらふらしてしまう状態だったのです。
体力の回復に関しては、その後も歩くとすぐにめまいがしたり少し出かけただけですぐに疲れてしまうということが長期にわたって続いており、最終的に回復したのを実感したのは産後3年ほど経過したあたりでした。
また高齢出産では、特に精神的に不安定になりやすいということも感じています。
私は1人目の時も産後うつに悩まされましたが、期間は半年程度とそれほど長くはありませんでした。
しかしながら高齢出産となった2人目の出産後には、より長い期間産後うつに悩まされています。
そしていつの間にか産後うつからうつ病に移行してしまい、現在も専門の医療機関に通院して治療を受けている状態です。
このように高齢出産では妊娠中の経過や出産時に何かとトラブルが多いと言われていますが、産後もそれなりにトラブルが続きやすいのだということを身をもって感じてきました。