43歳から不妊治療開始。1周期の治療費や顕微授精の事。【体験ブログ】
結婚が42歳と遅かったこともあり、43歳の誕生日から不妊治療を始めました。
不妊専門病院にたどり着くまで何か月かかかりましたが、まずは原因を探す検査から始まりました。
通常の病院検査と違うところは生理周期に合わせて検査をするため、この検査は生理の何日目からとかチャンスを逃すと進まないということです。
検査だけでも2ヶ月ほど経過してしまったと記憶しております。
女性の検査が終了すると、男性の精液・性病の検査へと進みます。
結果は私の卵巣年齢が47.5歳というだったのでしょう?年齢以外はなかったようです。
年齢のこともあり、最初から体外受精にステップアップすることにしました。
やっと、前に進めたと思ったのですが、次々と壁にぶち当たりました。
まずは卵を育てる薬が合わず、1周期をムダにしました。先生にとって初めての患者ですから、その患者にあった薬を的確に処方するのは難しいはずです。
次の周期は違う方法で卵を育てました。
今回はうまく育ちましたし、採卵までいきましたが肝心の核がなく空胞でした。
若い人なら1周期の間に卵を10個以上採卵できるらしいのですが、私は今まで最高2個です。
しかも、その1個は未成熟卵でした。
1周期の治療費に卵胞を育てる注射・採卵で15万円はかかります。
成熟卵だったとすれば、そこから受精させるための培養・受精がうまくいけば移植・無事移植すれば黄体補充と進めば更にプラス10万円です。
時間がない私は失敗しても負けないという想いで毎周期通いましたが、FSHの数値(血液検査)が高いから中止・空砲・排卵済みなどいろいろありました。
更に治療費をアップさせたのが、採卵して精子をふりかけて受精させると異常受精(3PN)になったのです。
久しぶりの成熟卵で嬉しかったのに、異常受精のため移植中止です。
次回から成熟卵が採卵できれば顕微授精へとステップアップする決断を下したのです。
更にプラス5万円です。
私が住んでいる地域では年齢に関係なく、6回まで不妊治療の助成金があります。
治療によって申請額は変わってきますが、うまく活用しています。
44歳になった今現在、妊娠まで至ったことは1度もありませんが、治療は諦めず続けています(1年7か月)。
これまでに移植まで進んだことは3回しかありませんが皆無なわけはなく、最近移植までいったこともありますので、年齢に負けずにまだ頑張るつもりです。
40代で妊活をされている方に少しでも勇気を与えられたら幸いです。
因みに、サプリメントは葉酸・ミトコンドリア・エクオール・ビタミンEを飲んでいて、1か月27000円かかっています。