流産を繰り返し、体外受精を計10回実施しました。【体験ブログ】
妊娠検査薬で陽性反応が出てもすぐに流産・・・
私は29歳で結婚しましたが、なかなか妊娠しないこと、そして妊娠検査薬で陽性反応が出てもすぐに流産(正式には化学的妊娠とか化学的流産と言うんだそう)を数回しました。
これは体の何かがおかしいのではないかと不安になって、近所の産婦人科に駆け込んだのですが、卵管造影と数回のタイミングをしても結果が出なかったので、大きな病院へ転院。
そこで不育科を受診し、排卵誘発剤を飲んだり、注射を打ったりしながら人工授精まで行ったのですが、2年間結果が出ずに終わったのでついに体外受精へ踏み切りました。
この時34歳。
先生が
『年齢も年齢だからあまり薬を使わない自然に近い方法の体外受精が望ましいのでは』
というおすすめもあって、最後の砦と言われる有名な体外受精専門のクリニックへ転院しました。
体外受精専門クリニックで妊娠したら、同時進行で不育治療を行うことを決めていました。
ただ私は妊娠しても流産しやすい体質だったので、体外受精専門クリニックで妊娠したら、同時進行で不育治療を行うことを決めていました。
体外受精も妊娠反応だけ出て終わるもの、残念ながら流産してしまったという悲しい経験もありましたが、体外受精を10回近く行い36歳で無事に第一子を出産。
凍結しておいた受精卵を使い38歳で第二子を出産することができました。
不育科でしたこと、採卵前に私がしたこと。
不育科ではバファリンという血流を良くする薬を飲みながら、体外受精の病院では薬でホルモンをコントロールしながら妊娠を継続できたと思っています。
そして妊娠できた時は、採卵する前に子宝マッサージという子宝整体へ通い、お腹のマッサージや家でのお灸をかかさず行い、質の良い卵が取れたのが良かったと思っています。
不妊治療はお金、体力、何より精神力が本当に必要です。
とにかく妊娠できるならとサプリを探してみたり、『私はこれで妊娠できました』というあらゆる口コミみては、コウノトリのキーホルダーまで買って、気がおかしくなっていた時期もありました。
私は、今となってはこれでも早めに体外受精に切り替えて良かったんだなぁと思っています。
体外受精というとものすごく特別なことをするイメージがありますが、その流れに乗ってしますと、なんの特別感もなくすんなり受け入れられました。
今もし迷ってらっしゃる方がいらっしゃるとしたら、1日でも早く始めた方がやっぱり妊娠への近道になるような気がします。
でもこればかりはご主人とのタイミングや理解が十分必要なので、ご夫婦で十分話し合われてください。もし出産まで行った時、そのあとの方が大変なことが多いので、不妊治療で夫婦の絆を深めておくのは大事だと感じています。
不妊治療のクリニックも最近増えてきていますが、私はとにかく専門で症例数が多い病院の方が経験や知識があるので経験上おすすめします。
病院選びも大事です。
じっくり調べてぜひ早めに行ってみてください。