反復流産という不育症を乗り越えて-36歳 【高齢出産体験ブログ-11】
2回の流産で身も心も疲れ果てたけど
反復流産という不育症の為、2回の流産を経験。
旦那に八つ当たりしたりしていまい、自暴自棄の頃を乗り越えて、3度目の正直。新潟在住 K・Sさん
30歳で結婚し、すぐに妊活を始めたところ、結婚から1年半後の31歳の冬に待望の妊娠が発覚。
旦那も両親も義両親もみんながお祝いしてくれて、出産までの日々を楽しく過ごしていました。
ところが、妊娠のごく初期になんとおなかの赤ちゃんから心音が確認できなくなってしまいました。
あの時の絶望感は忘れません。
まわりにかなり妊娠の事を話していたので、みんなから色々と励ましを受けましたが私自身全く覚えていません。
正直、あと少しで頭がおかしくなっていたのではないかと思うぐらいに落ち込んでいました。
その後、1年間は避妊をして体と心を休める期間としてゆっくりしていました。
そもそも流産の原因は不明のままでしたので、具体的な対策方法は無かったため、基本的な食事に気を付けるぐらいしかしていませんでした。
そして、旦那とも話し合った結果、もう一度頑張っていこうという結論に至り、再度妊活を開始したのです。
今度はタイミング法かつ、妊娠後も考えて鍼灸もやって身体を少しづつ整えていきました。
そうやって妊活をしていった結果、1年後に妊娠が発覚。
今度こそはと思い、妊娠中に良いと言われることは全てやってきました。
旦那も応援してくれて、妊娠後はなるべく早めに仕事から帰ってきて家事をしてくれるようなり、私個人としては今度こそはちゃんと出産までは行けるはず、という思いがとても強くなっていったのです。
がしかし、なんと今回も原因不明の流産。
前の事ほぼ同じ時期に流産となってしまいました。
医者からは不育症と診断され、改めて不育症に関する治療を開始しました。
2人の子をお空に帰してしまったあと、すぐに治療を開始したのは、やはり旦那の強い後押しがあったからだと思います。
身も心も最悪な状態になる前に、旦那と一緒に不育症治療を始めることで気がまぎれたのかもしれません。
3度目の正直で出産へ
そうやってまた1年半後、3度目の妊娠発覚。
かかりつけのお医者さんも非常に丁寧に相談に乗ってくれ、良い意味で緊張せず、リラックスしながら妊娠期間中を過ごせました。
今回はなるべく外出して、色んな神社に歩いて願掛けにいったり、今までよりかは運動を多くしていきました。
そうやって過ごしていた結果、今まで流産していた期間を乗り切り、やっとの思いで出産当日を迎えることとなりました。
お産自体は非常にスムーズでしたが、出産中の出血量がちょっと多かったりして入院を10日以上していました。
色々ありましたが、やっとの思いで生まれてきてくれた男の子は本当に愛おしいです。
2人の分まで元気に育ってくれることを願っています。