私が高齢出産に掛かった総費用。【高齢出産体験ブログ-31-3】
第3回 高齢出産にかかった費用(体外受精の費用)
体外受精は御存知のとおり、保険が利かないためにかなりの費用がかかります。
体外受精はまず、「採卵」をし、(私の場合はすぐに移植せず)「受精卵の凍結」をし、そのあと「胚(受精卵)移植」となります。
そして、1度の移植で妊娠しなかった場合には、2度、3度と移植を試みることになります。
つまり、終わってみないと結局いくらかかるかは確定しません。
私の場合、採卵は1回、移植は2回行いました。
費用は、採卵に386,230円、1度目の胚移植に113,650円、2度目の移植(二段階移植)に195,220円掛かりました。
合計すると695,100円でした。
細かくかかった費用を見ていくと。
採卵時の費用を細かくみると、採卵の前に何度か打った「卵胞を刺激する注射」は、高いものが1回18000〰15000円で、安いものが3000円〰5000円台でした。
なお、そういった注射が、採卵日の2週間前から毎日続きました。
その他、採卵そのものの費用は100,000円+税、また、卵子を受精させるための準備(培養液の作成、精子の調整等)費用として60,000円+税、受精卵の凍結費用として50,000円+税 かかりました。
1度目の移植は採卵の2ケ月後で、今度は移植した後に17日間毎日通院し、注射を受けました。その注射は1回2,320円、そして胚移植が50,000円+税、凍結している受精卵を溶かす費用が15,000円+税、また、残りの受精卵を再度凍結する費用が20,000円+税、その他検査費用などがかかりました。
2度目の移植は、二段階移植でした。
なので、胚移植の費用が1度目に比べ、30,000円+税 多くかかりました。
その他、注射の費用と日数は前回と同じでしたが、1度目の時より検査費用が若干高い時があったりしたため、2度目のほうが費用が多くかかりました。
補助金や助成金も有効活用しました。
なお、体外受精は各自治体を通して補助金が受けられます。
私の場合、県の助成金は所得が基準以上だったために受けられませんでしたが、別途、町が行っている助成金を受けることが出来、合計195,400円補助していただきました。
助成金については病院の方から仕組みや手続きを説明して下さったので、助かりました。
Bさんの高齢出産体験記 全5回
- 第1回 「39歳で結婚してすぐに産婦人科へ。」
- 第2回 「私の高齢出産の心構え。金銭面の問題も。」
- 第3回 「私が高齢出産に掛かった総費用。」
- 第4回 「高齢出産に向けて私がしたコト。」
- 最終回 「体外受精を経て42歳で出産した私から皆さんへ。」