私の高齢出産の心構え。金銭面の問題も。【高齢出産体験ブログ-31-2】

第2回 妊娠しやすい体を作ることの勉強を。
私は結婚が遅く、高齢になってからの妊娠希望だったので、なかなか妊娠しなかったという点が苦労した点です。
実は私は結婚するまで「結婚したい」とか「子供を産みたい」とか考えたことがなく、また不器用な性格のため、39歳までは仕事のことしか考えてきませんでした。
ですから不規則な生活をしていた時期もありましたし、食生活にさほど気を配っていたわけでもありませんでした。
つまり、体は年相応に老化していたと思います。ですから、不妊治療と平行して、妊娠しやすい体を作ることの勉強をはじめました。
そしてテニスや散歩を始めたり、食事のおかずを増やしてバランスの良い食事を心がけるようにしました。
サプリメントも飲むようにしました(何のサプリかは忘れてしまいましたが)。
そして、いろいろ調べた結果「妊娠に向けて体質改善するには、鍼灸が一番効果がある」と知り、最終的にはハリ治療に通うことにしました。そしてその鍼灸の先生の勧めで、漢方薬も飲むようにしました。
そして金銭的な問題は・・・
不妊治療と同時に漢方薬・鍼灸治療も並行するとなると、正直、通院時間の問題と金銭面の問題にぶつかります。
私の場合は、パートの時間を減らし、最終的にはパートを辞めて通院等に専念するという生活になりました。
人工授精の時点ではともかく、体外受精をすることになると、ほぼ毎日通院しないといけないことになりますし、体に負担をかけては妊娠率が下がってしまうと考えたからです。
とはいえ、金銭面も大きな問題でした。
私の場合、体外受精まで行ったので、不妊治療費は累計で100万円強かかりました。
その費用は、結婚前に貯めていた貯金、結婚時にいただいたお祝い金、親の仕事を少し手伝っている分のお給料から、何とか捻出しました。
帝王切開の可能性が高い高齢出産
ちなみに、高齢での「出産」そのものには、あまり苦労はしませんでした。
今は医学も発達しているので、その点は安心だと思います。
しかし一方で、やはり万が一のことを考えて、40歳を超えた出産の場合は、自然分娩ではなく帝王切開になるケースが非常に多いようです。
私の場合もそうでしたし、40歳を過ぎて出産したほとんどの知り合いが、帝王切開での出産だったようです。
これから高齢出産を迎える方は、帝王切開の費用を念頭においておくことをお勧めします。
Bさんの高齢出産体験記 全5回
- 第1回 「39歳で結婚してすぐに産婦人科へ。」
- 第2回 「私の高齢出産の心構え。金銭面の問題も。」
- 第3回 「私が高齢出産に掛かった総費用。」
- 第4回 「高齢出産に向けて私がしたコト。」
- 最終回 「体外受精を経て42歳で出産した私から皆さんへ。」