1人目の子供を妊娠・出産したのは28歳でした。
何も考えずにすぐに妊娠することが出来たので、2人目もすぐに出来るだろうと楽観視していました。
3学年差で兄弟を作ってあげたかったので上の子が2歳半ごろになるまで待っていました。
上の子が男の子だったので、2人目は絶対女の子が欲しいと考えて産み分けの本を買ったり産み分けに関することをネットで調べていました。
そのうち、私は31歳になり、上の子が2歳半になったので基礎体温を計り始め妊活に臨みました。
女の子ができやすい排卵日2~3日前を狙って性交渉をしましたが半年経ってもなかなか赤ちゃんを授かれませんでした。
焦った私は産婦人科へ行き、とりあえず異常がないか血液検査をしてもらいました。
その結果、特に異常は見つからず医師にも「自然妊娠は1年ぐらいは様子を見ましょう、焦らないように」と言われてしまいました。
その後もしばらく赤ちゃんが出来ずにいたころ、周りの友人が妊娠したり、上の子の同級生の二人目妊娠ラッシュが続き色々な人から報告を受けました。
それもすごくストレスとなり、さらに焦ってしまいました。
芸能人の妊娠ニュースや街ですれ違った妊婦さんを見るたびに気持ちが沈み、夫婦でも妊娠の話を積極的にすることも減っていました。
ストレス等で基礎体温を見ると排卵していないことがあったため排卵誘発を。
それまではタイミング法で診てもらっていたのですが、1年が経つころに医師から「排卵誘発剤を打ってみますか?」と言われ注射をしてもらいました。
異常はないけれど、やはりストレス等で基礎体温を見ると排卵していないことがあったため排卵誘発の注射を打ってもらいました。
その時にようやく赤ちゃんを授かることが出来ました。初めは女の子を希望していたけれど、通院するようになってからそんな自分勝手なことは望んではいけないと思い始め性別を希望することは医師には伝えませんでした。
無事、32歳の時に二人目の子供を出産することが出来ました。
偶然、性別は女の子でしたが私にとっては神様からご褒美をもらったのかなという気持ちです。
もし、男の子だったとしても同じように愛情を注いでいたと思えます。
ようやく授かれたので性別がどちらであろうと大事に育てていかなければなと気づきました。
以前の私なら「子供なんてすぐできる」と考えて他人の気持ちが分からなかったかもしれません。
でも、二人目が出来ない人など周りにいるのであえて質問はしないと決めています。
自分が二人目が出来ない時に時々「まだ二人目は産まないの?」と聞かれることがストレスとなったからです。
自分がされて嫌な事はしない。これは人として重要ですよね。
広い心をもっていなければ赤ちゃんは自分のお腹にやってきてくれないでしょう。
妊活中はストレスを最低限に抑えて、広い心で赤ちゃんを迎えられる環境で妊活に臨んでほしいなと思っています。