不妊治療を止めて1年後に自然妊娠-39歳 【高齢出産体験ブログ-8】
超音波検査の結果、前置胎盤が確認されました
5年間に渡る不妊治療を一度断念。あきらめていたところ奇跡的に自然妊娠しました。
神奈川在住 A・Mさん
32歳で結婚し、夫婦ともに子供を希望していたのでそのまま普通に今でいうところの妊活を行いましたが中々結果が出なかったので、夫婦そろって産婦人科に行ったところ、夫婦ともに不妊症の疑いがありました。
私は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、旦那は軽度の乏精子症でした。
結果を聞いてお互いかなり落胆しました。
ただ、色んな先輩ママ達の成功例を聞いて、私たちも諦めるわけにはいかないとそこから二人の不妊治療が始まりました。
排卵誘発剤を使ったり、仕事をしながらの不妊治療はとてもつらく、更には途中で1度流産を経験してしまい、一度そこで諦めました。
私としてはまだまだ諦めたくなかったのですが、私の体調不良の具合をかなり心配していた旦那の説得が大きかったと思います。
自分では平気と思っていたのですが、はたから見たらかなりやつれていていたらしいです。
この時、不妊治療は5年経っていて、私は37歳でした。
リフレッシュの為にいろいろと
一度不妊治療を止めた後は、体調を元に戻すのと精神的にリフレッシュさせるために二人でいろんなところに旅行に行きました。
また、体力をつけるために始めたランニングにも大ハマりしてしまい、37歳にしてフルマラソンに挑戦するまでになりました。
そんな生活を続けていたところ、なんと自然妊娠発覚。
最初は夫婦ともに疑心暗鬼でしたが、しっかりと産婦人科で妊娠が確認できたときは夫婦そろって泣いてしまいました。
先生曰く、奇跡的なレベルでの妊娠だったそうです。
出産自体は安産でした
ランニングで鍛えていたからなのか、妊婦生活はさほど辛くなく、非常に安定した生活をおくることが出来ました。
出産自体も非常にスムーズで、子供はサクッと生まれてきてくれたので感謝です(笑)
ちょっとだけ出血が多くて、産後に大事を取って入院しましたがそれ以外はほぼ問題なしです。
一度諦めたとはいえ、夫婦生活はそのままにストレスなく健康的な生活をしていたのが良い結果に結びついたのかなぁと思っています。
あのまま不妊治療を続けていたら私の精神と身体がボロボロになっていたのかもしれません。
もちろん、不妊治療を受けていなければ100%妊娠は無かったのでそこは感謝をしています。
しかし、自分のからだと心を犠牲にするまでしなくても良いのではないでしょうか。
いま治療を頑張っている方もたまには自分のからだと心を休めてみると良いかもしれませんよ。