多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を経て待望の初産-36歳 【高齢出産体験ブログ-13】
PCOSを乗り越えて
30歳で結婚、排卵障害である多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が発覚したのが34歳の時でした。
もう少し早くクリニックに行っておけば良かったと思います。東京在住 N・Sさん
30歳で結婚し、37歳で初産を経験しました。
結婚後、とあるアパレル店舗の店長を任されていた私は、今まで夢だった店長という事もあり、妊娠出産はあと数年後でいいやと思っており、結婚後2年間は避妊をしていました。
店舗もだいぶ落ち着いてきたあたりでそろそろ子供を・・・と思い、そこから妊活を始めました。
避妊しなればすぐにでも妊娠できる。と思い込んでいた私がそこにはいたのです。
しかし、2年経っても子宝に恵まれず、これはおかしいと思い、二人そろって産婦人科に行ったところまさかの私に不妊の原因があったのです。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という排卵障害でした。
超音波検査で子宮内をみたところ、卵巣の中に小さな嚢胞が10個以上あり、私にも明確に症状がわかりました。
いままで、月経不順だったことも多々あったのですが、仕事の忙しさのせいだと決めつけていたのがいけなかったのかもしれません。
お医者さんから月経不順は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状の一つ、と言われた時、なんでもっと診察を受けなかったのだろうと悔やんだのを覚えています。
もし、これを見ている方で月経不順や無月経を経験されている方は早めに診察を受けることをお勧めします。
排卵誘発剤の日々
そこからは不妊治療として排卵誘発剤を使う日々でした。
副作用の辛い時も多く、会社も休みがちになってしまいましたが、幸い女向けアパレルの会社で、このようなケースへの理解もあり、制度であった特別休暇を取るようにしました。
不妊治療中にしたことは
- 3食しっかり多めの食事(もちろん栄養たっぷり)
- 週2回のヨガ(初心者~中級者クラス)
- 葉酸のサプリメント(サプリはこれだけ)
- 買い物はあえて歩いて隣町(基礎体力向上)
そうして、不妊治療を続ける事2年、待望の妊娠発覚。
経過はかなり良好で、つわりも少なく、途中からは実家に帰省しのんびり過ごしていました。
出産当日は、中々子供が出てきてくれず、長時間の難産でしたが何とか無事に元気な赤ちゃんを産むことが出来ました。
今となっては難産になったのは私が年を取っていたからかなぁ・・・と思ったりもします。
もう少し早めに診察を受けていれば、もっと早く体がまだ元気なうちに出産できたかもしれないのです。
改めてですが、早めの診察をお勧めします。
後からでは遅い場合もあるのではないかと思います。