出生前診断の種類は?全種類を紹介!
全部で5種類ある出生前診断の種類
35歳以上での高齢出産をはじめ、40歳以上での出産を目指す方の多くは高齢出産の大きなリスクである、胎児への遺伝的影響が不安な方も多いのではないでしょうか。
染色体異常(12.18.21トリソミ―)、ダウン症や様々な奇形等々、あらゆる可能性がすべての胎児に一定の確率で存在しており、高齢出産の場合はそれらの発生確率があがるのです。
そのような胎児への遺伝的影響を調べるのが「出生前診断」です。
出生前診断は「いつ」検査を受けるのかということも大切ですので、合わせて全5種類をご紹介していきます。
出生前診断の種類
出生前診断の種類 | 検査可能時期・期間(平均値) |
---|---|
出生前遺伝学的検査(NIPT) | 10週〜 |
絨毛検査 | 9週~13週 |
超音波検査(NT) | 11週〜14週未満 |
母体血清マーカー | 15週〜17週 |
羊水検査 | 14-16週 |
このように、全部で5種類の出生前診断があります。
これだけの種類がある出生前診断ですが、大きく二つに分類されます。
それは検査内容によって、母子に直接的な影響があるか(その方法を取ることで流産する可能性があるか等々)というものです。
母子に影響がある可能性がある検査を「侵襲的検査」と言い、影響のないものを「非侵襲的検査」と言います。
侵襲的検査か非侵襲的検査か?
非侵襲的検査かどうかは全体に知っておきましょう。
以下が分類です。
- 非侵襲的検査:超音波検査、母体血清マーカー、NIPT
- 侵襲的検査 :羊水検査、絨毛検査
という風に分類出来ます。
例えば羊水検査の際、羊水穿刺によって子宮内へ針を通します。
胎児のいる子宮内に針を入れるのですから、極まれにですが流産の可能性もあるのです。
このように出生前診断の種類は沢山ありますが、それぞれ検査を受ける時期も違いますし、母子に影響を与える可能性がある検査もあるのです。
必ず事前に医師に確認をしましょう。
知らなかったで済まされる世界ではありません。