絨毛検査のリスクとデメリットは?
絨毛検査のリスクにはどのようなものがあるんですか?
妊娠初期である9週目から診断が可能という大きなメリットがある絨毛検査ですが、もちろんリスクとデメリットがあります。
日本ではまだまだ実際に行われるようなことは少なく、出生前診断としては羊水検査の方が用いられることが多いようです。
とはいっても、妊娠初期である9週目から診断が可能なため、様々な理由から胎児の健康状態や染色体異常かどうかを知りたい方も中にはいると思います。
今回はそんな絨毛検査のリスクとデメリットについてご紹介していきます。
比較的大きなリスクがあるので、受けるかどうか悩んでいる方は必ず事前に認識しておきましょう。
羊水検査より高い流産率
これが最も大きなリスクでしょう。
羊水検査と比べて流産の危険性が高くなると言われています。
がしかし、最近では医療技術の進歩によって羊水検査と同じレベルまで流産率が下がってきたという報告もあり、以前よりは安全になってきたようです。
また、そもそも絨毛検査を受ける方は高齢出産を控えている場合が多く、そもそも高齢出産の場合は流産率が高いのでそのせいでは?という医師もいます。
いずれにせよ、絨毛検査によって流産が起きる可能性は0%ではありません。
検査を受ける事で悲しい結果になる可能性があることを認識しておきましょう。
羊水検査より高い誤診率
この報告も医師によって異なりますので、しっかりと担当の医師に聞くことをお勧めしますが、羊水検査より高い誤診率らしいです。
これは絨毛を採取する際に母体の細胞が混同する場合があるからだそうです。
確かに胎児ではなく、母体の細胞が混入したら誤診になるでしょう。
このように絨毛検査にはリスクとデメリットが存在しています。
くどいようですが、事前にパートナーとリスクとデメリットについてしっかりと話し合っておきましょう。