胎児ドッグで検査。そして羊水検査を行いました。-37歳【高齢出産体験ブログ-29】

胎児ドッグで有名な病院で検査をしたら・・・
37歳で高齢出産。しかも初産ということで心配な事がいっぱいだったので、念の為、胎児ドッグで有名な病院に行きました。
世界的に有名な先生らしく、期待感いっぱいでした。
しかし、検査の結果は大腿骨の発達が小さい、首の後ろに腫がある、鼻骨がないという項目全てにあてはまり、「私の診断では70%ダウン症です。」と告げられました。
執拗に羊水検査を勧められましたが、私の主治医は浮腫の事も鼻骨も大腿骨の事も何も言ってなかったし、何故か信用できず、その足で、泣きながら主治医のところに駆け込みました。
主治医と相談して羊水検査をすることに
「僕は大丈夫やと思うけど、そんな診断をママが聞いたら、羊水検査して安心しないと、健康な妊娠生活を過ごせないのでしましょう」と。
私もそのつもりだったので、すぐ入院手続きをしました。1泊2日です。
費用はもちろん保険適用外なので、入院費を入れ20万円弱でした。
すごく少ない割合ですが、流産の危険があるそうです。
お腹に赤ちゃんがいるわけですから、もちろん麻酔はありません。
太い針でお腹から直接針を刺し、羊水を抜きました。
痛みがありましたが、精神的ショックが続いてましたので、それくらいの痛みはなんともありませんでした。
結果は3日後にダウン症かどうかだけわかるFISH法でわかります。
羊水検査が出るまでの苦しい日々
他の染色体異常の詳しい結果は2週間後です。
この結果を待っている時が、人生で一番辛かったです。
ちょうど、つわりが終わる頃でしたが、また復活したほどです。
結果までの3日間は毎日、ネット検索です。
浮腫、大腿骨、鼻骨形成、頭の中はそれしかありません。
そして3日後、フラフラで病院に行きました。
結果は陰性。
安心感と気持ちの張りつめからの緩みで号泣でした。
ちょうと、胎児ドッグの先生から直々に電話を頂き、
「私の診断では100%ダウン症ですが、羊水検査はどうしますか?」
と。
検査をしたとも言わず、そうそうに電話を切りました。
自分の感と信頼出来る先生との出会いで、元気な男の子を出産しましたが、難しい問題でもある羊水検査なので、自分できちんと考えも持って受けることだと思います。
大事なのは夫婦でしっかりと共通の答えを出すこと
羊水検査、胎児ドッグ、ダウン症・・・
非常に難しい問題ですよね。
考えても考えても答えを出すことが大変です。
しかし、しっかりと夫婦答えを出さなくてはいけません。
羊水検査をするのかしないのか。
陽性だったらどうするのか。
納得がいくまで夫婦でしっかりと話し合い、共通の答えを出すことが重要です。
そして答えを出したなら絶対に従う事。
私たち夫婦は共通の答えを出すまで、何回も何回も話し合いました。
非常に難しい問題ですが、そこだけはしっかりとしてくださいね。