3度の体外人工授精を経て-38歳 【高齢出産体験ブログ-10】

7年の不妊治療の末、体外授精で高齢出産
原因不明の不妊で出口の見えない不妊治療を続ける事、7年。
途中で2回ほど人工授精を試みましたが着床せずに失敗、これが最後だと決めた3度目の正直で・・・北海道在住 S・Mさん
29歳で結婚し、すぐに妊活を始めましたが中々結果が出なかったため、産婦人科で夫婦ともに色んな検査をしましたが二人とも不妊症は認められませんでした。
このため、いつかは出来るだろう、と思って今迄通り夫婦生活をおくってきたのですが、そこから2年経っても子宝に恵まれず、体外受精をすることにしたのです。
この時私は33歳でした。
2回行った体外受精は失敗
満を持して行った人工授精ですが私の子宮内に中々定着してくれず、その後に行った2回目の人工授精も失敗に終わってしまいました。
恐らく私の体質が非常に妊娠しづらい体質だったのでしょう。
2度目の失敗がわかった時は、仕事にも手が付かずかなり落ち込んだのを覚えています。
そこからちょっとだけ身体を休める意味で不妊治療をストップ。
旦那と二人で海外旅行に行くなど気持ちをリフレッシュしてみました。
正直、体外受精の費用は私たち夫婦にかなりの負担であったため、もう辞めよう思ったりもしたのですが、旦那と話し合って最後にもう一度だけ頑張ろうという結論に至りました。
そこから旦那も積極的に節約に協力してくれたりして、最後のチャンスにかけることにしました。
そして3度目の体外受精でやっと妊娠が確認できたのです。
これほど嬉しかったことはありません。
いままで気を使っていてくれたお互いの両親も大喜びで、私が妊娠中はありとあらゆる手助けをしてくれました。
本当に感謝でいっぱいです。
妊娠後の経過も良好で、出産当日までは全く問題なく進み、お産自体も非常にスムーズでした。
元気な男の子が生まれてきてくれて本当に良かったと思います。
あの時、最後のチャンスにかけて良かったです。