超高齢出産とは?
超高齢出産っていったい何歳から?
最近、ラジオパーソナリティーとして有名な「坂上みきさん」が超高齢出産をされたということで大きなニュースになりました。
なんと坂上みきさんの出産年齢は53歳なんです!
通常であれば孫がいてもおかしくない年齢ですのでどれだけ凄い事なのかはだれでもわかるはずです。
この坂上みきさんで一気に認知度が上がった「超高齢出産」ですが、いったい何歳からなのでしょうか。
50代以上の女性が出産すること
上記のとおり、専門的には50歳以上の女性、かつ閉経後の女性が妊娠・出産することを超高齢出産と言います。
ポイントなのは「閉経後の女性」という事です。
医学の進歩により、若いうちに元気な状態の精子や卵子を凍結保存できるようになったため、人工授精したのちに閉経後の女性の子宮内に戻してあげることで出産が可能となってきたのです。
さらには、人工ホルモンなどの投与によっても閉経後でも妊娠するケースが出てきており、50歳代での超高齢出産はケースとして増えてきています。
以前よりは50歳以上での妊娠率は上がっているといって良いでしょう。
とはいっても自然妊娠は望めない。
かといって、50歳以上では自然妊娠は望めません。
体外受精や人工授精などの不妊治療を経て、初めて出産できるのです。
これらを行うためには多額の費用が必要となりますので注意が必要です。
また、そもそも超高齢出産は母子ともに非常に大きなリスクを伴いますし、一部では倫理的な問題もあるのでは。と議論されています。
特に子供の染色体異常が発生する確率、ダウン症児が生まれる確率が20代での出産と比べて凄まじい割合で跳ね上がります。
更には生まれてきた赤ちゃんが成人するまでの養育の問題等、母親の健康以外にも多くの問題・デメリット・リスクが存在するのです。
まずは、しっかりと高齢出産のリスクを理解し、さらには超高齢出産の体験談等も確認することをお勧めします。