無痛分娩とは?痛みを感じず安全に分娩。
お腹を痛めてこそ母親になれる?という考えはもう古い!
日本ではまだまだ「出産=お腹を痛めて産むもの」という考えが完全に浸透しきっています。
しかし、最近ではそのような考えも少しずつですが薄れてきており、今回紹介するような「無痛分娩」を選択する方が非常に増えてきています。
無痛分娩とは読んで字のごとく、分娩時に麻酔をかけて陣痛やお産の痛みを出来る限り減らし、安全に出産するものです。
自然分娩と比較すると圧倒的に少ない事が最大の特徴であり、全く痛みを感じないケース多々あります。
また、無痛分娩で使う麻酔薬によって赤子に与える影響が心配な方がいますが、現代において胎児・赤ちゃんへの影響・リスクはほとんどなしとされていますので安心しましょう。
また、ダウン症や染色体異常、13トリソミ―、18トリソミ―、 21トリソミ―の発症率とも有意な影響は見られていません。
高齢出産は無痛分娩した方が良い?
このサイト的には「高齢出産の場合、無痛分娩をお勧めする」という立場をとっています。
無論、どっちでも問題は無いです。
しかし、特に35歳以上での出産の場合、帝王切開や難産、その他リスクが跳ね上がりますので妊婦さんは不安でいっぱいのはずです。
そこに「出産の痛み」に対するストレスまでかかったら相当な不安を抱えることになります。
そこで、分娩方法を無痛分娩という選択肢にすることで「出産の痛み」に対するストレスだけでも無くしてあげるのです。
ストレスというものは妊婦にとって最大の敵とも言えます。
ストレスが原因で流産・・・なんてこともなくはないのです。
ほんの数%も効果が無いかもしれませんし、全くないかもしれませんが、わずかな確率でリスクが減るのであればやるべきだと考えます。
不妊治療で悩んでいる方は、妊娠するためにそのたった数%にかけている人も大勢います。