妊娠高血圧症からの緊急帝王切開。-37歳【高齢出産体験ブログ-28】

健康な身体だと思っていたけれど
自分ではアクティブな妊婦と自分では思ってました。
フルマラソンも三回完走していたし、ジムにも通っていたし、健康に自信もありました。
妊娠してからは、週三回仕事をし、空いてる日はお買い物や、マタニティスイミングでバタフライもこなし、運動不足でブクブクした妊婦さんではなかったですし、高齢出産だったので、食事も和食中心で体重増加も規定範囲内でした。
しかし、臨月に入る寸前に浮腫みが少し出始めてきたのです。
マタニテイスイミングで浮腫みも抑えられ、なんとか臨月に入った日の検診で、浮腫みと血圧140越えで、妊娠高血圧症と診断され、そのまま入院となりました。
24時間以内に出産しないと母子ともに危険
確かに、その頃には顔も体も1.5倍に浮腫んでいましたが、まさか自分がそんな病気にかかるなんて信じられなかったのです。
なんの準備もなく、出産だけがこの病気の治療方法です。
「24時間以内に出産しないと母子ともに危険です。なので明日中には出産します。」
と言われ、何がなんだかわからないまま入院をさせられ、バルーンがどういうものかもわからないまま、バルーンを入れる羽目に。
バルーン、陣痛促進剤、そして緊急帝王切開
高齢出産と初産だったこともあり、12時間バルーンを入れましたが、子宮口は開かず、陣痛促進剤を打ちながらの出産です。片腕に陣痛促進剤の点滴、もう片腕には血圧を抑える点滴で自由に動けないまま、出産態勢へ。しかし、なかなか陣痛促進剤が効かず、たいした痛みもなく半日が過ぎ、音楽も聞いてリラックスです。
促進剤は急激にくるらしく、急に痛みがMAXになってきました。
それでも子宮口は8cmが最大で、私の血圧は200を超え、母体が危ないと言われ、そのまま緊急帝王切開になりました。
人口促進剤は遅れて効いてくるようで、手術室に運ばれた時は最大の痛みがありました。麻酔の注射もわからないくらいで、ここで自然に産めるのかな?とも思った程でした。
バタバタと手術は始まり、無事出産をしました。
出産後は浮腫みの原因の水分は尿として排出され、一日の尿の量は4400cc以上でした。
入院中に妊娠前の体重に戻った程の浮腫みで、体重増加はすべて水分という恐ろしい事になってました。
やはりいくら自分が健康で元気でも、高齢出産は慎重にならないといけません。