私は34歳。旦那は46歳。不妊クリニックに通っています。【体験ブログ】
3か月経っても、半年経っても妊娠できませんでした。
わたしは現在34歳です。一回り年上の旦那さんは46歳。今流行りの年の差婚です。
入籍してからは、新居への引っ越しや結婚式、新婚旅行などでバタバタと忙しくそろそろ子どもがほしいと思ったのは1年が過ぎたころでした。
早速、妊活をスタート!
お恥ずかしい話ですがこのころのわたしは、避妊しなければすぐに妊娠できると思っていました。学生時代から避妊に失敗すれば妊娠する、
危険日は何日目だ!そういう情報ばかり耳のしていたからです。裏を返せば、避妊しなければ妊娠するし、危険日に行為をすれば妊娠すると思っていたからです。
しかし、3か月経っても、半年経っても妊娠できませんでした。テレビをつければ最近結婚したばかりの芸能人カップルが妊娠報告をしていたり、同級生カップルには4人目が生まれたり。おめでたいことのはずなのに、素直に喜べない自分。そんな自分がいやで自己嫌悪に陥ってしまっていました。
そんなわたしを見た友達が不妊クリニックの受診をすすめてくれたのです。
5歳年上の彼女は昨年かわいい女の子を出産したばかりでした。
実は彼女は不妊治療の末に授かったのだそうです。
あと1年でも早くクリニックに行っていれば、彼女はそんなことを話していました。
受診するなら1日でも早く行ったほうがいいとアドバイスを受けたのです。
その理由を後になって知ることになりました。
不妊クリニックデビューをして驚いたことがあります。
それは受診する人の多さです。初診の予約は2か月先までいっぱいでした。
わたしの住んでいるところは大都会でもなくそこそこの田舎町です。
こんなところにもこんなに不妊の人がいたんたなと思ったのを覚えています。
初診までの2か月わたしは必至で不妊症についてインターネットで検索しました。
妊娠、出産するには排卵があること、
排卵した卵子が卵管を通れること、
卵管内で精子と出会い受精できること、
受精卵が分割をし成長できること、
成長した受精らんが子宮内膜に着床できること、
着床した受精卵が成長し続けて大きくなれること、
こんなにもたくさんの関門をクリアーしなければ赤ちゃんをこの手に抱くことはできないのです。
知らなかった!考えたこともなかった!愕然としました。
不妊クリニックではこのような過程のどこでクリアーできなかったのかを探し、クリアーするためのお手伝いをしてくれるところなのです。
排卵するためのホルモンが足りないかもしれない、卵管が詰まっていたり狭くなっているせいで卵子が通れないのかもしれない、精子と出会っても受精できないのかもしれない、
分割が途中で止まってしまうのかもしれない、子宮環境がわるく着床できないのかもしれない、せっかく妊娠までたどりついたのに成長し続けることができないのかもしれない、
そんな原因を検査や治療をすすめる中で見つけていくのが不妊治療なのです。
不妊の原因はさまざまで人によって違います。検査で分かるものも最近では増えてきていますが、現代の医学では検査でわからない原因もあるのです。
そんな原因不明の不妊症の場合の多くが卵子の質が原因しているのではないかと言われているそうです。
卵子の質とは、個人差はありますが年齢がたかくなればなるほど卵子が老化するというものです。そして、卵子の老化には決定的な治療法は存在していないのです。
こればっかりは不妊クリニックの先生もお手上げということです。
友達が受診するなら1日でも早くと言っていた意味がここにきてようやくわかりました。
少しでも早く受診することが妊娠への近道なのです。
妊娠をお考えで、なかなか結果が出ずに悩んでいる方!1日でも早くクリニックの門をたたいてください!
絶対に妊娠できる方法はないけれど、妊娠しやすくするためにできることはわかります。
それは1日でも早く妊活はじめるということです。