田七人参の効果・効能は?【高齢出産向け漢方薬】
血行を良くして血の滞りを解消する「田七人参(でんしちにんじん)」
赤ちゃんが欲しいのになかなか恵まれない・・・こうした不妊の悩みを抱える人は年々増加傾向にあると言われています。
特に最近では20代の若い世代でも不妊に悩む人が増えてきているようです。
不妊の原因は様々ですが、そのうちの一つに血流の不調が挙げられます。
血流が悪くなると体のすみずみまで新鮮な血液が流れなくなり、冷えが生じます。
昔から「冷えは万病のもと」と言われているように、体が冷えるとあらゆる面で不調が起こります。
生殖においても例外ではありません。
体が冷えて血流が悪くなると子宮や卵巣が冷え、排卵障害や子宮筋腫などの症状が起こりやすくなります。
こうした症状が不妊につながっていることは言うまでもありません。
つまり、不妊を改善するためにはまずは血行を良くして血の滞りを解消する必要があるのです。
このような効果が期待できる漢方薬が「田七人参(でんしちにんじん)」です。
毒素を排出する働きもある田七人参
田七人参は血液に関する様々な不調を改善してくれると言われています。
血行の促進効果はもちろんのこと、毒素を排出する働きがあることから血液や体のデトックス効果が期待できます。
また血液中の酸素の代謝を活発にしてくれるため、細胞の働きが活性化されます。
血流が良くなり冷えが改善されることで体温が上がり子宮や卵巣の働きも活発になりますから、不妊の改善に効果があると言われています。
子宮筋腫を小さくする効果もあるため、現に子宮筋腫が原因で不妊になっている人には特に効果的です。
その他にも田七人参には検疫力を向上させたり疲労回復・精力増強の効果があると言われています。
ストレス社会に生きる現代人は不摂生や運動不足も重なり血流の流れが悪くなりがちであり、これが不妊に悩む人が多くなっている原因にもなっています。
血流改善効果が高い田七人参はこうしたトラブルを解決してくれる大きな味方となる漢方薬だと言えるでしょう。
ただし薬である以上、副作用はつきものです。
西洋薬に比べると副作用が少ないとはいえ、自分の体質や症状に合っていなければもちろん副作用がでることはあります。
田七人参が万人にあうというわけではないので、服用の際は必ず医師や専門家の指導のもとで服用することが大切です。