坂上みきさんの場合-53歳【超高齢出産の芸能人・有名人】
53歳という年齢で生むことを決意した坂上みきさん
恐らく、芸能人や有名人・タレントといったくくりの中では、最高齢で出産されたのが坂上みきさんではないでしょうか。
なんと御年53歳で出産されたのです。
しかも初産で。
ちなみに35歳以上での出産を高齢出産と定義していますが、50歳以上の出産はさらに「超高齢出産」と言われています。
まさに坂上みきさんは超高齢出産であり、有名人としては非常に珍しい経験をされています。
今回はそんな坂上みきさんの超高齢出産エピソードをご紹介していきます。
卵子提供による体外受精(IVF)
53歳での出産ですから、並大抵の事では出産できません。
女性の卵子は精子とは違い、数に限りがあります。
卵子は女性が母親の胎内にいるときからすでに存在しているといわれ、年齢を重ねるにつれて卵子の年齢があがり、卵子の状態は悪くなるいっぽうです。
このことから50歳以上の坂上さんの体内にはほとんど卵子が無かったと思われます。
6年間の不妊治療の結果、坂上みきさんが選んだ道は「卵子提供による体外受精(IVF)」でした。
年齢的に限りなく低い妊娠率であることから、自然妊娠は望めず、かつ卵子の健康状態を考えると自らの卵子ではなく他者の卵子を用いた体外受精しか望みは無かったのかもしれませんね。
そうした結果、奇跡的に着床、妊娠後の経過も良く、奇跡とも言われるレベルでの超高齢出産をされたのです。
一般的に体外受精での妊娠率は42歳を超えると約2%まで下がると言われています。
42歳で成功率が2%ですから53歳での成功がどれだけのものだかお判りいただけたでしょうか。
この超高齢出産の背景には多額の不妊治療費と、母体への大きなリスク、生まれてくる子への大きなリスクがあります。
坂上みきさんの場合は上手くいったようですが、もし50歳以上で超高齢出産を考えている方がいれば、しっかりとあらゆるリスクを知ったうえで、パートナーや医師と相談の上決めましょう。