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40歳で初産。高齢出産のリスクと向き合って。【高齢出産体験ブログ-27-2】
第2回 40歳で初産。冷え性で苦労した日々
もともと冷え性で、なかなか妊娠しづらかったこともあり、体外受精によって妊娠したのですが、妊娠後もこの体質のために色々と苦労しています。
妊娠中はとにかくお腹を冷やさないようにしていましたが、冷えからお腹が張ることが多く、結局、切迫流産で入院することになりました。
「高齢出産のリスク」で調べれば「切迫流産」ということばは必ず出てきますが、実際に自分がなってみると「もっと早く結婚して妊娠していればよかった」という思いで頭がいっぱいになりました。
その時はいまさら仕方がないことばかり悶々と考えていたように思います。
幸い妊娠5ヶ月を過ぎて、無事退院はできたものの、出産までほぼベッドで過ごす日々となりました。
両親も高齢出産経験者
高齢出産の場合、両親も高齢である確率は高いと思います。
私の場合、妊娠中に父が脳梗塞で倒れたので出産にかんして母に頼ることができませんでした。
「産後の肥立ち」が悪くならないように体が回復するまでゆっくりと過ごすのがよいのでしょうが、そんな余裕はなく、退院直後から子の世話におわれ、気がつけば足の付け根と膝の痛みがいつまでたってもひかないという状態になっていました。
切迫流産で妊娠期間中はほとんどベッドの上で過ごしたため、足の筋肉が減り産後、体重も元に戻る前にバタバタと動き出したせいで足に負担がかかっていたようです。
産後、実家、義実家にも頼れない場合、夫の協力が不可欠です。
私の場合、夫の帰りも遅く、なかなか自分の体を休めることができませんでしたがこれから高齢で出産される方は、産後の家庭環境もしっかりと考えた上で出産に望まれるのがよいかと思います。
45歳になった今。
子も大きくなり、かなり手は掛からなくなったとはいえ、なかなか疲れが取れない日も多いものです。
産後の薄毛も産前ほど回復せず、いまだに悩んでいます。
腰痛も治らず、足の冷えは産前以上にひどく、鍼灸やヨガなどやっていますがこのまま完全に治ることはないんだろうなぁとすでにあきらめております。
冬場の外遊びは高齢ママにとっては本当に体力的に厳しいものがありますがかわいい我が子のためなら体力以上に頑張ってしまうのが母親なんだろうと思います。
そろそろ更年期に差し掛かろうという年齢まできましたが、子の成長を一日でも長く見続けたいという思うので
毎日、ゆるいペースで頑張っていこうと心がけようと思います。
第三回「高齢出産をした感想・これから迎える人へのアドバイス」
- 第1回「人工授精5回、体外受精3回、切迫流産を乗り越えて。」
- 第2回「40歳で初産。高齢出産のリスクと向き合って。」
- 第3回「高齢出産をした感想・これから迎える人へのアドバイス。」